急性毒性
経口
【分類(lèi)根拠】
(1)のデータは區(qū)分3~區(qū)分4に該當(dāng)する。また(2)のデータは區(qū)分4に該當(dāng)する。よって最も件數(shù)の多い區(qū)分を採(cǎi)用し、區(qū)分4とした。
【根拠データ】
(1)ラットのLD50(OECD TG423、GLP):200~2,000 mg/kgの間(200 mg/kgにおいて死亡例なし、2,000 mg/kgの用量で全數(shù)死亡)(REACH登録情報(bào)(Accessed Oct. 2018))
(2)ラットのLD50:1,100 mg/kg (環(huán)境省リスク評(píng)価第9巻(2011))
経皮
【分類(lèi)根拠】
データ不足のため分類(lèi)できない。
吸入:ガス
【分類(lèi)根拠】
GHSの定義における液體である。
吸入:蒸気
【分類(lèi)根拠】
データ不足のため分類(lèi)できない。
吸入:粉じん及びミスト
【分類(lèi)根拠】
データ不足のため分類(lèi)できない。
皮膚腐食性及び皮膚刺激性
【分類(lèi)根拠】
(1)より、區(qū)分1とした。
【根拠データ】
(1)本物質(zhì)には腐食性があり、皮膚に付くと発赤、痛み、重度の皮膚熱傷を生じるとの報(bào)告がある(環(huán)境省リスク評(píng)価第9巻(2011)、NICNAS IMAP(Accessed Oct. 2018))。
【參考データ等】
(2)既存分類(lèi)ではEUがSkin Corr. 1Aに分類(lèi)しているが、根拠は不明である。
眼に対する重篤な損傷性又は眼刺激性
【分類(lèi)根拠】
(1)、(2)より、區(qū)分1とした。
【根拠データ】
(1)本物質(zhì)には腐食性があり、眼に入ると発赤、痛み、永久的な視力喪失、重度の熱傷を生じるとの報(bào)告がある(環(huán)境省リスク評(píng)価第9巻(2011)、NICNAS IMAP(Accessed Oct. 2018))。
(2)本物質(zhì)は皮膚腐食性/刺激性で區(qū)分1と分類(lèi)されている。
呼吸器感作性
【分類(lèi)根拠】
データ不足のため分類(lèi)できない。
皮膚感作性
【分類(lèi)根拠】
データ不足のため分類(lèi)できない。
生殖細(xì)胞変異原性
【分類(lèi)根拠】
(1)、(2)より、ガイダンスに従い分類(lèi)できないとした。
【根拠データ】
(1)In vivoでは、本物質(zhì)のアンモニウム塩をラット及びマウスに経口投與、又はマウスに腹腔內(nèi)投與した小核試験の結(jié)果はいずれも陰性であった(環(huán)境省リスク評(píng)価第9巻(2011))。
(2)In vitroでは、細(xì)菌を用いた復(fù)帰突然変異試験、マウスリンフォーマ細(xì)胞を用いた遺伝子変異試験で陰性の結(jié)果が得られている(環(huán)境省リスク評(píng)価第9巻(2011))。
発がん性
【分類(lèi)根拠】
発がん性に関して、利用可能なヒトを?qū)澫螭趣筏繄?bào)告はない。
(1)~(3)の試験報(bào)告について、本物質(zhì)の発がん性に関する動(dòng)物試験は1用量のみ、例數(shù)が少ない、病理組織學(xué)的評(píng)価に制限があるなど、いずれも限定的な知見(jiàn)ではあるが、全體として本物質(zhì)の長(zhǎng)期投與により甲狀腺腫瘍の発生増加が生じることを示すには十分な証拠があると考えられる。(4)の狀況も考慮して総合的に判斷し、區(qū)分2とした。
【根拠データ】
(1)本物質(zhì)のK塩を雄ラットに10,000 ppmの濃度で2年間飲水投與した結(jié)果、投與群では甲狀腺の良性腫瘍が4/11例にみられたのに対し、対照群の腫瘍発生率は0/20例であった(環(huán)境省リスク評(píng)価第9巻(2011))。
(2)本物質(zhì)のNa塩を雌マウスに12,000 ppmの濃度で46週間飲水投與した試験では、投與群で半數(shù)が死亡し、生存例の5/6例に甲狀腺濾胞細(xì)胞がんがみられたが、対照群には腫瘍発生はみられなかった(環(huán)境省リスク評(píng)価第9巻(2011))。
(3)本物質(zhì)のK塩を雄ラットに1,000 ppmで19週間飲水投與した群と、イニシエーターとしてビス(2-ヒドロキシプロピル)ニトロソアミン(DHPN)を前処置後に同様に本物質(zhì)K塩を飲水投與した群を比べると、前者では甲狀腺に腫瘍発生はみられなかったが、後者では甲狀腺の腺腫及びがんの発生率はいずれも100%(20/20例)であった(環(huán)境省リスク評(píng)価第9巻(2011))。
(4)國(guó)內(nèi)外の分類(lèi)機(jī)関による既存分類(lèi)結(jié)果はない。
【參考データ等】
(5)ヒトでは、職業(yè)ばく露や飲み水からの本物質(zhì)ばく露と、がん死亡率又はがん発生率との明確な関連性を示した報(bào)告はない(環(huán)境省リスク評(píng)価第9巻(2011))。
生殖毒性
【分類(lèi)根拠】
(1)~(3)の結(jié)果より、30 mg/kg/dayまでの用量では親動(dòng)物?児動(dòng)物に甲狀腺影響が明確であったが、親動(dòng)物の生殖?性機(jī)能への影響、胎児?出生児の発生?生後発達(dá)への影響は認(rèn)められていない。一方で、胎児、出生児では母體への低用量投與から、本物質(zhì)又は塩素が次世代の甲狀腺に対し有害影響を及ぼすことが示され、親動(dòng)物の一般毒性用量で次世代への影響が認(rèn)められたため、區(qū)分2とした。
【根拠データ】
(1)雌雄ラットに交配10週前から本物質(zhì)のアンモニウム塩を飲水投與し、交配?妊娠及び授乳期間を通して投與した試験で、F1には0.3 mg/kg/dayから甲狀腺の重量増加及び甲狀腺組織の肥大及び過(guò)形成、高用量(30 mg/kg/day)では血清中甲狀腺関連ホルモン(TSH, T3, T4)の変化がみられたが、親動(dòng)物の生殖能及び児の発生?発達(dá)指標(biāo)への影響はみられなかった(環(huán)境省リスク評(píng)価第9巻(2011))。
(2)母ラットに交配2週間前から本物質(zhì)アンモニウム塩を飲水投與し、未処置の雄と交配させ、妊娠21日まで投與を継続した試験では、母動(dòng)物に0.01 mg/kg/day以上で血清TSH、T4の減少、30 mg/kg/dayで甲狀腺の重量増加及び組織変化(コロイドの減少、肥大、過(guò)形成)、血清T3の減少、胎児にも0.01及び1 mg/kg/dayで甲狀腺関連所見(jiàn)(血清T3減少、TSH増加、コロイド減少)、30 mg/kg/dayで胎児數(shù)の減少及び骨化遅延がみられた(環(huán)境省リスク評(píng)価第9巻(2011))。
(3)母ラットに交配2週間前から本物質(zhì)アンモニウム塩を飲水投與し、未処置雄と交配し妊娠?分娩させ一部は妊娠21日の屠殺時(shí)まで、殘りは授乳10日まで投與を継続した試験において、母動(dòng)物の生殖影響、胎児の発生影響、児動(dòng)物の生後発達(dá)への有害影響はみられず、上記試験と同様に母動(dòng)物、胎児、出生児に甲狀腺影響(重量増加、組織変化、関連ホルモン変動(dòng))が認(rèn)められた(環(huán)境省リスク評(píng)価第9巻(2011))。
【參考データ等】
(4)母ラットに本物質(zhì)アンモニウム塩を授乳10日まで飲水投與し、出生児について授乳期の自発運(yùn)動(dòng)量への影響、及び脳と全般的な行動(dòng)発達(dá)への影響を調(diào)べたが、母親への30 mg/kg/dayまでの用量投與で児の明確な神経行動(dòng)學(xué)的影響は検出されなかった(環(huán)境省リスク評(píng)価第9巻(2011))。